日の丸半導体再び!を夢見て
大分相場の景色が良くなってきた。
休むも相場と決め込んでいた期間とは決別し、日々個別銘柄のチャートをしっかりと追いかけるようになった。
おかげで、保有個別株の調子もだいぶ元に戻りつつある。
さて、今後、日本市場がもう一度盛り上がってくれれば、だいぶ面白くなってくると思うし、日米相場の本格的な決別の時がやってくると思う。
今時点で日経の週足の形は良くても、アメリカの週足は下げトレンド中の戻りにしか見えず、いつ叩き落されても文句が言えない相場。
今の状態で、アメリカが下げれば日本も連れ安になってしまうことが避けられない。
もっと日本の産業に希望がでてきたり、未来ある産業の種が周知されるようになれば、日本とアメリカの相場の相関は無くなり、日本がいずれ史上最高値を更新するときが来るだろうと信じている。
その一つの鍵が、半導体。
もう誰もが日本の半導体に未来はないと思っているかもしれない。
確かに最先端の半導体技術からは周回遅れとなっているのは否めない。でも日本人は元来、小さなものを作るのがとても得意な国。昔の日の丸半導体だって圧倒的なシェアを持っていた。ただ残念ながら当時は、インターナショナルなビジネスセンスがまったくもって欠如していて、その結果、海外にただで技術を流出させてしまった。
同じ轍は踏まない。
もし今一度日本で半導体の熱が高まれば、再度日の丸半導体が世界中で活躍する日が来るだろう。何年先になるかわからいけど、そういうモメンタムが相場には大事だ。
そして、これはよく言われることだけど、ゴールドラッシュで一番儲けたのはスコップを売り、作業用の服(ジーンズ)を売り、そして現場までの移動手段(鉄道)を作った人たちだった。ぼくは相場を見るとき必ずこの視点を忘れない。
半導体産業が隆興するとなれば、半導体そのものを製造、販売する会社よりも半導体装置の会社に投資したい。
そんな視点を持っていたので、広島の小さな会社だった「ローツェ」と、もうかなり長い間向き合っている。
この会社には幾度となくかなりの利益を上げさせてもらっている。
現在大きな調整を終え再び、上昇トレンドに戻る勢いを見せてくれている。
もちろん、このまま一直線というわけにはいかないが、上げ下げを繰り返し再び新高値を追う日を期待しつつ、また少しずつ仕込んでいきたい銘柄だ。
頑張れ日の丸半導体!