株とカブ

株のトレード日記とカブ(バイク)の雑記を兼ねたブログ

人の行く裏に道あり花の山

好きな投資格言はたくさんありますが、

 

人の行く裏に道あり花の山

 

この言葉は本当にいいですね。

 

テクニカル分析的に見ると、通常のテクニカル分析で向かうべき方向というのが何となくみんなのコンセンサスとしてあると思うんですが、明らかにその方向に向かうときには出ないような相場のサインを感じ取った時に、人より先に皆が向かう方向と違う方向に舵が切れるかどうか。これが大きなトレードの成果につながると思っています。

 

では、その皆が向かう方向では出ないような相場のサインとは何か。

ある程度チャートを真剣に見ている人であれば気づくであろう、高値、底値の切り上げ/切り下げ、5日線越えの陽線/陰線、陽線/陰線の連続、25日線、75日線、100日線、200日線等の移動平均線の傾き、順番、幅に加えて、株価の節目、上昇/下落の日数とその時の日経平均の推移、ニューヨークの動きなどを総合的に判断して、「あっ、この先は折り返しだな」とか、「ここら辺で一服だな」などを経験則として感じ取れるかどうか、これが重要だと思っています。

 

調子のいいときはこの判断にぶれがなく、半ば確信に近い自信を持つことがあります。逆に何度か連続してボコられると判断に多少の迷いが出てきます。そういう時は大抵、ヨコヨコのレンジ相場に入っていたりしますので、これまた相場の格言の代表格でもある、

 

休むも相場

 

これを取り入れることにしています。

株式トレードの必勝法は「負けを少なくすること」ですので、わざわざ難しい局面や自身の持てない局面で戦う必要はなく、自分が半ば確信を持てる相場のみで戦うといった個人投資家ならではの特権を最大限に行使すべきですね。

 

ただ、いわゆるポジポジ病っていうのはある程度理解ができて、全くのノンポジになると、相場の呼吸や、ローソク足の発するサインに気づきづらくなるのは確かです。

ぼくが中長期のトレードも取り入れる理由の一つにはこれがあります。短期のポジはさすがに自分の確信の持てるタイミングで行うべきですが、それ以外のタイミングでは短期は手仕舞った上で、中長期の株の推移を見ながら相場の呼吸を感じ取るようにしています。

 

やはり、多少は自分の身銭を張ったリスクを取っていなければ相場のサインを感じることが難しいというのがぼくの考えです。

身銭を切って買った本と、図書館でただで借りた本からの気づき、どちらが多いですかね。私は前者です。図書館では基本的には本は借りずに、静かな場所だけを借りに行くことが多いです。

 

本題に戻りますが、相場では常に人の行く道の裏に花の山が広がっているというイメージを頭に入れておくことは、とても重要ですね。

そして、テクニカル分析はその「人の行く方向」を可視化してくれていますので、とても良い判断材料になるという事です。

一朝一夕には体得できませんし、当然ぼくも全然道半ばなのですが、一歩ずつ一歩ずつ自分の求めているトレードに近づけています。

 

今日はこの辺で。

 

んじゃ。

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