株トレード エントリー当日にプラスを目指さなくても良い理由。
エントリーした日からのプラスは目指さなくてもOK!
5日線を陽線で超えたあとのエントリーあるあるとして、陽線の翌日が陰線となり、その翌日が陽線で再び上げに転じる事が頻繁にあります(売りの場合はその逆)。
上の日本郵船のチャートを見ても分かるように上げの時も、下げの時も陽線一色、陰線一色にはならないケースも多いです。
(勢いのある相場の時は陽線、陰線が当然連続で出現しますが。)
こう書くと、結局5日線を陽線で超えて上げても翌日下げることがよくある話なんだったら、翌々日まで待ってからエントリーすればいいじゃないか?との声が聞こえてきそうですが、当然翌日下げずに大きく上げていってエントリータイミング失うこともあります。
んじゃどっちなんだよ! と思われて当然なのででシンプルにお答えします。
正解は「とりあえずエントリーしておく」です。
とりあえずというのはその人の資金によっても異なるので一概には言えませんが、最低単位の100株でもOKです。
↓5日線のエントリーに関しては過去の記事も参考にしてください。
とりあえずエントリーが必要な理由
理由1:エントリーしていないと翌日以降注意して監視できなくなる。
100株でもエントリーしていれば必ず翌日以降の値動きを真剣に監視するようになります。仮にエントリー翌日が陰線であっても、5日線を大きく割り込まないようであればここはぐっと我慢が正解になるパターンが多いはず。
そしてエントリーの2日後に再び陽線が出たら思い切って追加の玉を入れる。これでプラスに転じるケースがかなり多いというのが実感です。
理由2:エントリーしていないで翌日も大きく上げた場合はチャンスロスが多きい。
エントリーしたタイミングが勢いのある相場だった場合、翌日も大きな陽線、特に窓を上げて大きな陽線が出たりすると、「ああ、昨日入っておけばよかった」もしくは「今日の寄り付きで注文入れておけばよかった」と言ってもアフターフェスティバル!
後悔するぐらいであれば、とりあえずの玉を入れておけば翌日大きく窓開けしても、前日からのプラスがあるので、気楽に追加の玉をぶち込むことができます。
理由3:お試しエントリーで逆行しても大きな損失にはならない。
仮に上向きの5日線を陽線で超えたサインでエントリーして、見事に逆行した場合、2日間陰線が続いたり、5日線を割り込んでの陰線が出た場合は素直に一度リセットするのが正解です。でも最低単位でのお試し玉なので、ダメージは最小限ですね。
大きなトレンドが発生する前夜が5日線越えであるケースは非常に多いので、見逃さずに最低単位でのエントリーをしてみてはいかがでしょうか。
これは相場師朗氏の書籍では「下半身」「逆下半身」。ラジオNIKKEIでは「半分の法則」「逆半分の法則」と言われるエントリータイミングです。
本を読むなり、ラジオを聞くなり、相場師朗先生の「株塾」に入塾するなりして、自分で検証したうえでこのエントリー実施してみてください。
んじゃ、また。
相場師朗氏のトレード手法がわかりやすくまとめられたトリセツです。
何度も読み返しています。